残業手当計算時における円未満の端数処理はどのようにしたらよいか 2009/05/29

【質問】

残業手当について給与計算を行っていると、円未満の端数が発生することが多々あります。

下記の計算時の端数について、どのように処理すべきでしょうか。

  Q1. 残業手当の算出 :

  Q2. 平均賃金の算出 :

  Q3. 一か月の賃金計算 :

 

【回答】

労働基準法で認められている端数処理方法は、次のとおりです。

 

A1 残業手当(割増賃金) :

@ 1時間あたりの賃金額及び割増賃金額に円未満の端数が生じた場合、50銭未満の端数を切り捨て、50銭以上1円未満の

      端数を1円に切り上げる。

A 1か月間における割増賃金の総額に円未満の端数が生じた場合、@と同様に処理する。

 

A2. 平均賃金算出 :

賃金の総額を総暦日数で除した金額の銭未満の端数を切り捨てる。なお、平均賃金を基にして休業手当等を計算する場合は、

特約がなければ円未満の端数処理は上記の残業手当における@と同じ。

 

A3. 一か月の賃金計算 :

原則として、上記の残業手当(割増賃金)の端数処理方法Aと同じです。

例外として、就業規則にその旨定めることにより、以下のB・Cの取扱いとすることも可能です。

B 1か月の賃金額(賃金の一部を控除して支払う場合には控除後の残額)に100円未満の端数が生じた場合は、50円未満の

  端数を切り捨て、50円以上の端数を100円に切り上げて支払う。

C 1か月の賃金額に1,000円未満の端数がある場合は、その端数を翌月の賃金支払日に繰り越して支払う。