改正労働基準法が適用される派遣社員について 2010/02/10

今年4月から改正労働基準法が施行されますが、当社は中小企業に該当するため適用が猶予されることになります。

そこで、当社で就業している派遣社員についての質問です。

なお、派遣元は大手派遣会社で、今回の法改正の適用事業所となります。
                      
■法定割増賃金率について (H22.4.16に修正いたしました。)

【質問】

派遣社員が当社で月60時間を超える法定時間外労働をした場合、当社は派遣元が50%以上の率で計算した割増賃金を支払う

のでしょうか?

 

【回答】

派遣社員への賃金の支払い義務は派遣元にありますので、50%以上の率で計算した割増賃金についても、派遣元が派遣社員へ

支払う義務があります。 

御社は派遣元との派遣契約により派遣料を支払うことになりますので、派遣社員への賃金支払い義務は生じません。

なお、派遣契約に月60時間を超える法定時間外労働の際の派遣料を定めるか否かは、派遣元と御社との協議になります。


■時間単位年休について

【質問】

派遣元が労使協定を結んだ場合、当社は、請求があれば時間単位の年休取得を認めなければならないのでしょうか?

 

【回答】

派遣社員は時間単位の年次有給休暇を取る権利がありますので、派遣元は時間単位年休を取らせなければなりません。

なお、有給休暇については、派遣元に運用責任(時季変更権を含めて)がありますので、御社が時季変更権を行使することは

できません。

御社は代替要員の要請や時季変更の可否などについて派遣元と休暇取得について話し合いをする必要があります。